CADCAM冠のメリットデメリット
2018/06/29
■メリット
・審美性が良い
以前の銀歯に比較すれば、白い被せものの方が、圧倒的に目立ちにくくなります。
・金属アレルギーの心配がない
通常の奥歯の金属も、実は可能な限り金属アレルギーが少ない配合になっているため、安価なアクセサリーに比べれば、安定性が高くアレルギーを起こしにくいもので作られていましたが、ハイブリッドセラミックで作る被せものでは、金属アレルギーは起こりません。
■デメリット
・強度が金属に劣る
金属と比較して同じ厚みであれば、強度は劣ります。そのため強度を高めるために厚みが必要となり金属よりも歯を多めに切削しなければなりません。さらに対衝撃性に関しても同じことが言えます。
・耐摩耗性が低い
金属やセラミックほどの対摩耗性がないため、数年使用すると表面の光沢感がなくなってきます。歯ぎしりなどが多い場合には、被せものが摩耗しやすくなります。ただし摩耗することによって、歯に負担をかけないで済むといった考え方もできます。
・費用がかかる
保険の金属の被せ物だと1本3000円程ですが、だいたい1本5000円程かかります。
関連記事
-
-
歯磨きの時の出血
歯磨きの時に血が出ることはありませんか?? 出血が頻繁に起きる場合は、歯肉炎や歯 …
-
-
入れ歯について➊
★入れ歯の洗浄が不十分だと。さまざまなリスクのもとに…★ ◯義歯性の口内炎やカン …
-
-
0歳からの歯と口の育ち⑧
☆生活リズムと生活習慣☆ 離乳完了に向けて、睡眠と食事を柱に生活リズムを少しずつ …
-
-
被せものの種類②
前歯に入れられる被せものは 1.プラスチック前装冠(保険) 2.メタルボンド(自 …
-
-
義歯安定剤一般製品①
★クリームタイプ(粘着型)
-
-
義歯安定剤一般製品③
★パウダータイプ(粘着型)
-
-
口から食べることの重要性③
動脈硬化や高血圧が進行して脳卒中になると、摂食や嚥下障害の危険性が高まります。 …
-
-
歯並びが悪くなるくせ④
★歯並びが悪くなるくせ ○ほおづえ 同じ方向で常にほおづえをつくと、あごの骨がず …
-
-
素材選びのポイント
被せものや詰めものは、1度つけると数年間使い続けることがほとんどです。 見た目の …
-
-
反対咬合
上の前歯が内側に入り込み、下の前歯が前方にある状態です。子どもの乳歯がこのような …
- PREV
- CADCAM冠
- NEXT
- CADCAM冠の条件
