しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

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      2017/09/15

口を閉じても上下に数歯に渡って噛めない部分がある状態です。前歯が開咬状態の場合は、上下の奥歯が先に接触するため前歯を噛み合わせることができません。遺伝や先天的な原因の場合や、骨の発育異常、指しゃぶりが原因のこともあります(._.)


前歯が開咬の場合、噛む力の全てが奥歯に集中することになります。このため、正常の歯並びに比べて、奥歯が過重となり歯の表面のエナメル質に微細なクラックが入って脆くなり、虫歯になりやすくなったり、過重が原因で歯周病が進行しやすくなったりします。

さらに唇を閉じたままにしにくい場合には口呼吸となり口が乾燥しやすくなるため、唾液による歯の保護作用が働かずに口臭の原因になったり、前歯が虫歯になりやすくなることもあります。

歯を矯正するだけで改善を見込めない場合には、顎の骨の形を修正するなどの手術が必要になることもあります(´・c_・`)

 - 歯とお口の基礎知識

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