歯科検診をさぼると起こるリスク3
2017/11/17
プラークの蓄積が長期間にわたると唾液の成分によって石灰化が起こり、プラークが歯石に変わります。
歯石が硬くなるとブラッシングでは取り除くことができなくなり、そのうえ歯石の表面にプラークが付着して固まっていくため、雪だるま式に成長していきます。歯石があるとその周囲は常に炎症を起こした出血しやすい赤い歯ぐきになっています( TДT)
この炎症を放置すれば、歯の周囲の骨が溶けて、さらに歯石が歯の根の奥に入り込んで歯周病が進行します。歯石はあくまで磨き残したプラークが固まったもので、ブラッシングでコントロールできるのはプラークまでとすれば、できるだけ歯石になった部分は早めに取り除くことが重要になります。歯石除去は、歯ぐきの状態をリセットするために歯科検診は役立っているんです(о´∀`о)
あまり歯石を溜め込まずに定期的に検診でクリーニングしましょう\(^o^)/
関連記事
-
-
少し痛い場合があるけど大事な治療2
歯にかぶせものや、はめ込み金属などを作る時に歯を削りますが、神経を取ってある歯な …
-
-
子どもの頃に気をつけたいこと④
☆お子さん、「ポカン口」になっていませんか? 食べたり、飲み込んだり、話したりす …
-
-
フッ化物洗口❽
★セルフケア 患者様自身がご家庭で行う予防
-
-
歯並びが悪いとどうなる?❶
★歯並びが悪いとなんでいけないの? 歯並びが悪いと汚れがたまりやすくなるため、虫 …
-
-
矯正治療の進み方②
④矯正治療スタート 必要な装置をつけていきます。 ここで、歯並びの状態によって治 …
-
-
0歳からの歯と口の育ち⑤
☆お口の育ちと離乳食の進め方☆ 月齢はあくまでも目安です。 お子さんのお口の育ち …
-
-
フッ化物洗口❶
フッ化物洗口で虫歯は防げるの? フッ化物洗口による虫歯予防効果は、洗口を始めた年 …
-
-
反対咬合
上の前歯が内側に入り込み、下の前歯が前方にある状態です。子どもの乳歯がこのような …
-
-
0歳からの歯と口の育ち⑩
☆こんな困りごと有りませんか?☆ ・なんでも丸飲みしてしまう ・食べ物をいつまで …
-
-
歯ブラシ③
今回はruscello picella! の紹介です! 当院ではルシェロと呼んで …
- PREV
- 歯科検診をさぼると起こるリスク2
- NEXT
- 歯科検診をさぼると起こるリスク4
