歯ぎしり4
2018/04/27
一般的に問題になってくるのは次のようになります。
■特定の歯の歯周病が進行する
歯と歯肉の間に汚れが溜まったまま歯ぎしりを繰り返していると歯周病が進行しやすくなります。
■歯が移動する
擦り合わせる動きを繰り返すと、歯が全体的に外側に拡がるように動いてしまうことがあります。
■歯がグラグラになる
歯ぎしりがあっても全ての歯が一度にグラグラになってしまうことはほとんどありませんが、歯ぎしり中に当たっている歯の本数が少ない場合にはその歯が力を強く受け、ぐらついてくることがあります。
■知覚過敏症になることもある
歯ぎしりが繰り返されると力の応力によって、歯の根元が磨り減ったようにえぐれてくることがあります。そのため水などがしみる、知覚過敏が起こることがあります。
■被せものや金属が取れやすくなる
毎日のように繰り返される衝撃のため、被せものの一部が欠けたり、詰めている金属などが外れやすくなります。
歯ぎしりは歯にとって、役立つことはほとんどありません。かといって全ての歯ぎしりがピタッと止まるような根本的な治療法があるわけでもありません。このため、歯ぎしりをすれば歯を傷めるリスクが高くなるのです。
関連記事
-
-
歯石除去後4
歯ぐきが炎症を起こしている状態では、多かれ少なかれ口臭が発生します。炎症の原因と …
-
-
歯ブラシで、歯周病ケア④
正しい歯ブラシで綺麗な歯茎、むし歯のない健康なお口を目指しましょう☆   …
-
-
歯石除去後5
歯石があるために炎症を起こしている歯ぐきは、ブラッシングなどの弱い刺激でも出血と …
-
-
むし歯の進行と治療方法2
1回の治療で完治する治療法とは、虫歯を取り除いたあとに、光で固まる樹脂を詰めるの …
-
-
むし歯じゃないのに歯が痛い!?6
■ 口臭の悪化 緊張などによるストレスは、唾液の分泌を少なくしてしまいます。細菌 …
-
-
オープンバイト
口を閉じても上下に数歯に渡って噛めない部分がある状態です。前歯が開咬状態の場合は …
-
-
金属を使うデメリット
■審美性(見た目)が損なわれる 口の中では銀色の金属は大変目立ちます。  …
-
-
治療の対象となる歯並び⓵
★こんな歯並びの場合、矯正治療を行います。 ○乱杭歯や出っ歯
-
-
0歳からの歯と口の育ち①
赤ちゃんのお口の育ち、特に”食べる機能”は自然にできるようになるものではなく、学 …
-
-
0歳からの歯と口の育ち③
☆お口の育ちと離乳食の進め方☆ 月齢はあくまでも目安です。 お子さんのお口の育ち …
