キシリトールについて②
今回は、キシリトールの効果についてお話していきます!
キシリトールが虫歯の予防となる理由は二つあります。その一つがキシリトールだけが持つ作用である、『酸を作らない』という点についてお話します
まず、キシリトールは砂糖などと同じ『糖質』に分類されます。その中でも更に分けられていて、『糖アルコール』という分類をされています。
糖アルコールは元々、『虫歯になりにくい』という特徴を持っています。
これは、他の糖分に比べて、虫歯菌の栄養になりにくく、酸が発生しにくい素材であるという事です。
酸が発生する事が、虫歯で歯に穴が空いてしまう原因になります。
さて、その糖アルコールの中でも、キシリトールは唯一『虫歯菌の栄養にならず、一切酸を作らない』素材なのです。
次回は、このキシリトールが唯一持つ効果について詳しくお話していきます!
関連記事
-
-
歯ぎしりのお話①
歯ぎしりは寝ている間など 自分では無意識な状態なので ご家族から指摘されたり ま …
-
-
1歳~3歳のケア
3歳前後で20本の乳歯が 全部生え揃います 奥歯が生えてくると 食べられる物の種 …
-
-
予防歯科①
予防歯科の最先端をいくスウェーデンでは 80歳の時点で失う歯の本数が 最多で1~ …
-
-
花粉症
ライン登録している方には 届いたかと思いますが。。。 院長のジュルジュルは 花粉 …
-
-
乳歯はママのお腹の中にいるときに作られる
赤ちゃんの歯の育成は、お母さんが妊娠に気づきはじめた妊娠7週目 ごろから始まりま …
-
-
予防歯科②
日本でも少しずつ予防歯科が浸透してきました 歯の健康に対する意識の高い親御さんは …
-
-
根の病気と治療
虫歯治療には 虫歯の進行具合によって 根の治療が必要な場合があります 神経まで進 …
-
-
嚥下とツバメ
嚥下(エンゲ)という言葉をご存知でしょうか? 歯科でよく用いられる用語で、 口の …
-
-
早産・低体重児出産
歯周病と早期・低体重児出産との関わりが注目されるようになりました。 妊婦が歯周病 …
-
-
今日は・・・
今日は少し暖かいですね。 このまま春を迎えるとは思えませんが、 このくらいの寒さ …
- PREV
- キシリトールについて①
- NEXT
- キシリトールについて②
