しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

*

歯科検診をさぼると起こるリスク3

      2017/11/17

プラークの蓄積が長期間にわたると唾液の成分によって石灰化が起こり、プラークが歯石に変わります。

歯石が硬くなるとブラッシングでは取り除くことができなくなり、そのうえ歯石の表面にプラークが付着して固まっていくため、雪だるま式に成長していきます。歯石があるとその周囲は常に炎症を起こした出血しやすい赤い歯ぐきになっています( TДT)

この炎症を放置すれば、歯の周囲の骨が溶けて、さらに歯石が歯の根の奥に入り込んで歯周病が進行します。歯石はあくまで磨き残したプラークが固まったもので、ブラッシングでコントロールできるのはプラークまでとすれば、できるだけ歯石になった部分は早めに取り除くことが重要になります。歯石除去は、歯ぐきの状態をリセットするために歯科検診は役立っているんです(о´∀`о)

あまり歯石を溜め込まずに定期的に検診でクリーニングしましょう\(^o^)/

 - 歯とお口の基礎知識

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

大人になったら気をつけること①

☆50歳になってから後悔しないために ある雑誌の調査で「40代のうちからメンテナ …

no image
歯石除去後4

歯ぐきが炎症を起こしている状態では、多かれ少なかれ口臭が発生します。炎症の原因と …

no image
矯正治療の進み方②

④矯正治療スタート 必要な装置をつけていきます。 ここで、歯並びの状態によって治 …

子どもの頃に気をつけたいこと④

☆お子さん、「ポカン口」になっていませんか? 食べたり、飲み込んだり、話したりす …

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる出っ歯と呼ばれる状態です。上の前歯が下の前歯に比べて前方に飛び出している …

歯ブラシ④

今回ご紹介するのはお子さん用の歯ブラシです! これには大きく分けて2種類あるので …

正しい歯並び⑧

★正常咬合 正常咬合は横から見ると、横から見える歯が上下で1/2ずつズレています …

no image
歯石取りの話3

■出血の有無 歯肉から自然に出血しているかを調べるのではなく、歯周ポケットに器具 …

no image
フッ化物洗口の効果⓶

◉歯質の強化 フッ化物の作用で、エナメル質の結晶生が高まり、溶解しにくくなります …

歯磨き粉 番外編

今回ご紹介するのはCheck Up standard です   これは …