フッ素入りのハミガキ剤①
2021/07/02
フッ素の濃度を表す単位は、ppm(ピーピーエム)といいます。フッ素を取りすぎてしまうと、体調が悪くなったり、最悪の場合、命の危険に関わる可能性もあります。
とはいえ、ハミガキ粉に入っているフッ素の量では、余程のことがない限り、急性中毒になることは珍しいかと思いますが、今回はハミガキ粉のフッ素について、詳しくお話ししたいと思います。
まず、年齢によって好ましいハミガキ粉の量、フッ素の濃度が違います。
0~2歳は、500~1,000ppmの濃度で、歯ブラシに付ける歯磨き粉の量は、1~3mm(切った爪程度の少量)です。
3~5歳は、500~1,000ppmの濃度で、ハミガキ粉は5mm程度です。
6~14歳は1,000ppmの濃度で、1cm程度のハミガキ粉を付けましょう。
15歳以上になったら、1,000~1,500ppmで、2cm程度のハミガキ粉を付けます。
次回は、歯医者さんでよく使われている、チェックアップというハミガキ粉や、使い方についてお話しします。
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