セルフケア3
2018/06/23
厚生労働省が行った調査によると、30代の約8割に、歯ぐきに何らかの所見が見られるのだとか。また別の調査では、35~49歳の歯周病になっている人のうち、自覚がある人はたったの3割で、7割の人は自覚がないということもわかっています。
歯と歯ぐきの間にある溝を「歯周ポケット」と呼びますが、歯みがきが正しくできていないと、このポケットに「歯周病プラーク」(歯周ポケット内の歯垢、歯周病菌を含む菌の集合体)がたまり、歯ぐきの内部で炎症を起こすのです。
初期の歯周病(歯肉炎)では、歯ぐきの腫れや赤み、口臭などがある程度で、痛みのようなはっきりした症状はありません。しかし進行して歯周炎になると、歯を支える骨が溶け、歯がぐらぐらになり、最終的には歯が抜けてしまうことも……
関連記事
-
-
フッ化物洗口❼
★プロフェッショナルケア 歯科医院で、専門家が行う予防
-
-
口から食べることの重要性①
「口からものを食べること」、これは当たり前のことでしょうか? 加齢等の影響による …
-
-
歯科検診をさぼると起こるリスク
こまめな定期検診をおすすめしていますが、数回検診を受けると、遠のいてしまう方もい …
-
-
歯のぎもん④
Q 歯茎が下がってきた気がするけど、年齢のせい? A 年齢が直接的 …
-
-
入れ歯のお手入れ①
今回は入れ歯用の洗浄剤についてご紹介します! 当院で販売しているのは”ポリデント …
-
-
矯正治療の進み方③
☆第一期の場合 第一期とは混合歯列期(4〜9歳の乳歯が残っている時期)のことです …
-
-
歯が痛くなる前に起きる症状2
■しみる 一瞬だけ痛みのスイッチが入りすぐに元に戻るため、ときどき起こる程度では …
-
-
妊婦さんに起こりやすいお口の症状
妊娠中は歯肉炎や歯周病になりやすく、妊娠中期から妊娠後期にかけて症状があらわれて …
-
-
炭水化物もむし歯の原因に
一般的にむし歯の原因は砂糖だと思われがちですが、炭水化物が含まれる食品が、むし歯 …
-
-
治療の対象となる歯並び⓷
★こんな歯並びの場合、矯正治療を行います。 前歯がくっつかないかみ合わせ(開咬) …
