お子さまのおやつについて3
2022/05/27
また甘いもの、おかにしついても、長時間お口に入っているものはムシ歯のリスクが、増えるといえるでしょう。
注目して頂きたい項目は3つ、糖分の量、お口の中に入っている時間、歯に残りやすい,付着しやすいもの、です。
棒がついているチョコレートやアメなどは、長時間お口の中で溶かしたり転がしたりするので、お口の中にずっと甘いものがある状態が続きます。
ハイチュウやキャラメルなどは、粘着性があるので歯にくっついたりしてお口の中に留まりやすいです。
クッキーやポテトチップスも、歯に挟まってお口の中に止まります。ただ、クッキーやウエハースなどは糖分は多いですが、ポテトチップスやおせんべいなどは糖分は少なく、クッキーなどに比べると虫歯のリスクは低くなります。
例えばプリンやゼリーなどは糖分は多いですが、サッとお口を通り越すので、あとは唾液が酸を中和してくれます。
果物、野菜、乳製品であれば、糖分から酸を作る力は弱く、お口に入れている時間も短く、歯に付着する時間もそれほど長くはないですし、栄養もしっかり摂れるのでおススメです。
時間を決めてご飯やおやつを食べ、中和する時間を作ってあげましょう。
関連記事
-
-
お子さまの歯医者デビュー2
1番大切なのは、嫌がるお子さまに対して歯医者が苦手だからと、通院をやめないことで …
-
-
キシリトールのむし歯予防効果って?
「むし歯にならない」甘味料 「むし歯予防に役立つ」甘味料 として注目を集めるよう …
-
-
乳歯のムシ歯について②
もし早くに乳歯がなくなってしまうと、永久歯の歯並びにも影響します。 乳歯は永久歯 …
-
-
0歳からの歯と口の育ち③
☆お口の育ちと離乳食の進め方☆ 月齢はあくまでも目安です。 お子さんのお口の育ち …
-
-
乳歯のムシ歯について①
乳歯がムシ歯になっても、じきに抜け変わるからそのままにしておいても大丈夫だ、とは …
-
-
歯ブラシで、歯周病ケア②
1本の歯ブラシで、歯の表面全体の汚れである”プラーク”を落とすことはできます! …
-
-
フッ素ってなぁに?⑦
~さいごに~ フッ素への誤解はいまだに根強く残っています。 フッ素に限らず何事も …
-
-
歯ブラシだけでは落とせない汚れ②
デンタルフロスには”指巻きタイプ”と”ハンドルタイプ”があります☆ …
-
-
ハミガキ教室
保育園の園児向けに ハミガキ指導に行ってきた 院長と岡本先生 音楽に合わせて ハ …
-
-
お子さまの歯医者デビュー1
フッ素を塗るにしろ、虫歯の治療にしろ、歯医者さんでお子さんが泣いて嫌がったり抵抗 …
- PREV
- お子さまのおやつについて2
- NEXT
- 歯間ブラシの使い方1