お口の健康と認知症の関係2
2022/05/17
なぜ入れ歯によってこれほど違いが出てしまうのでしょうか?
これは推測ですが、お口の健康がさまざまな面で影響していると考えられます。
例えば、他人との交流の減少や運動量の低下は認知症のリスクとしてよく知られています。
歯がほとんどなく入れ歯を使っていなければ、お話ししたり笑顔も減ってしまい、交流を避けがちになるでしょう。
ご飯や運動に誘われても、行くのをためらってしまうかもしれません。
また上手く食べ物が噛めず、食生活が偏ってしまい栄養状態が悪化して体力がなくなってしまい、運動量が減ってしまうことにも繋がります。
また、よく噛むことが脳への刺激となることも十分に考えられます。
日頃から歯を大切にして、もし失ってしまったら入れ歯やインプラントなどで補っていくのが大切ということがよくわかります。
関連記事
-
-
歯周病について
歯周病は、生活習慣と大きく関係しているので、生活習慣病の1つとして考えられていま …
-
-
ブラキシズムとは?①
大体の方が、ブラキシズムとは歯ぎしりで、眠っている間にギシギシ、キリキリといった …
-
-
0歳からの歯と口の育ち①
赤ちゃんのお口の育ち、特に”食べる機能”は自然にできるようになるものではなく、学 …
-
-
噛むことの大切さ。
自分の歯でご飯を食べる、おいしいご飯が食べられることは、生きる力につながっていま …
-
-
舌ブラシ、舌磨き⑤
今まで舌苔、舌磨きについてお話ししてきました。 歯ブラシで磨いても問題はないので …
-
-
ハブラシの選び方,磨き方2
このブログで何度かお話ししているハブラシの種類、皆さんはどちらを使っていますか? …
-
-
舌ブラシ、舌磨き②
では舌苔とはなんなのでしょうか? 歯の表面には舌乳頭という無数の突起があり、実は …
-
-
歯の根っこのムシ歯①
2020年に公表された記録によると、65歳以上の高齢者の割合は総人口の28.7% …
-
-
歯周病と歯みがき②
プラークがキレイに除去できているかは、患者さん自身ではわかりにくいものです。 そ …
-
-
定期的なクリーニングについて②
二、三ヶ月ごとのクリーニングをおすすめしている理由の一つとして、『虫歯の早期発見 …
- PREV
- お口の健康と認知症の関係1
- NEXT
- お子さまのおやつについて1