タバコと歯周病5
2016/10/28
禁煙をするぞ! と決めて「明日からやめよう」、「この1箱がなくなったらやめよう」という人もいますが、この場合は失敗する確率が高いようです。
やめると決めたら、その瞬間から禁煙することが大切。
1日禁煙しただけでも、その間に血圧や脈拍が正常に近づき、血中の酸素濃度が上がって心臓発作のリスクが軽減します。
数日後には、タバコによって機能が失われていた味を感じる味蕾(みらい)細胞が正常となり、味覚や嗅覚が改善してきます。
1年後には肺機能が正常化し、5年後にはタバコによる肺ガンリスクが顕著に低下します。そして10年後にはタバコによる病気リスクが、タバコを吸ったことのない人にまで近づきます。
ここまでくれば、タバコによる歯周病リスクがなくなってきます。歯がなくなったり、病気になったりと、タバコによって引き起こされてしまった様々な体調悪化を後悔する前に、ぜひ禁煙を始めてみてくださいね。
関連記事
-
-
むし歯の治療①
むし歯の治療にはいろいろな治療、種類、方法があります☆ まずむし歯 …
-
-
親知らずを抜く前に15
抜歯した後の注意事項についてお話しします。 まず歯ミガキについてですが、抜いたと …
-
-
口内炎のお話3
口内炎の治療と言えば、コンビニでも購入できるビタミンBのサプリメントが有名ですが …
-
-
デンタルフロス3
ポイント2 歯ぐきの中、1~2ミリまで入れます☆
-
-
むし歯の治療⑤
今回も前回に引き続きむし歯についてのお話です☆ ④神経まで達した大 …
-
-
舌の筋力を強化するトレーニング器具
舌の筋力を強化するトレーニング器具にペコぱんだSという器具があります! 硬さが5 …
-
-
被せものの種類③
今回は奥歯の被せものについてです! 奥歯の被せものには小さなむし歯 …
-
-
ハミガキの習慣3
歯みがきのコツは「保護者ががんばり過ぎない」 上下2本ずつ歯が生えた頃からは歯ブ …
-
-
キシリトール製品の選び方⓷
2 ショ糖(砂糖)が含まれていないもの ショ糖(砂糖)が含まれていると、キシリト …
-
-
お口に合わせて選ぶ歯ブラシ⑥
今回は、外科治療後に使うルシェロ歯ブラシの紹介です☆ これを使うこ …
- PREV
- タバコと歯周病4
- NEXT
- タバコと歯周病まとめ