しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

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親知らずを抜く前に9

      2022/02/08

今回は、親知らずを抜いた後の治り方についてお話しします。

①抜いた当日は、骨からジワジワと血が染み出して溜まります。

②翌日ぐらいから、抜いた穴の中で血が固まって、血餅(けっぺい)とあうゼリー状の固まりができます。それが骨を守ってくれます。

ここで注意したいのが、ドライソケットというもの。何かの衝撃や刺激で血餅が取れてしまい、骨がむき出しになることをドライソケットといいます。

実はこのドライソケット、とても痛いです。

当日はうがいはなるべくしないようにして、出血して口の中が気になる時は、口に水を含む程度に。舌で触るのは厳禁です。

③ 2週間ほど経つと、穴の上が粘膜でふさがり、下から新しい骨が少しずつ出来てきます。

④3ヶ月経つ頃には、穴の中は柔らかい骨が出来ていて、ふさがっている状態になります。

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