定期的なクリーニングについて④
2021/01/12
前回に引き続き、『歯周病の予防』についてお話していきます。
前回、歯茎の中にも『歯石』と呼ばれる硬い汚れがついてしまう事。そのせいで歯茎が炎症を起こしてしまう事をお伝えしました。
歯茎が炎症を起こしている状態を放置していると、歯茎の中にある骨が溶けてしまいます。
支えている骨がなくなれば、その歯はグラグラと揺れてしまい、痛みが出たり、悪化すると抜かなければならない場合もあります。
お口の中には元々約300種類以上の細菌がいます。普段は何も悪さはしませんが、様々な原因で悪さを始める事があります。
疲れていたり寝不足だと、歯茎が腫れたり、血が出る事はありませんか?これも軽度の歯周病(歯肉炎)の症状なのです。
定期的なクリーニングで『歯石を取り除く』事で、歯周病予防にも繋がります。
歯周病を進行させる原因は様々ですが、それはまた次の機会に!
次回も引き続き、定期的なクリーニングについてお話していきます!
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