噛むことの大切さ。
2021/04/20
自分の歯でご飯を食べる、おいしいご飯が食べられることは、生きる力につながっています。
私自身も、スタッフ紹介での自己紹介にもある通り、より長くおいしいご飯を食べるため、健康なお口、丈夫な歯、長く使って頂きたい、そのサポートをしたくて、この仕事を選びました。
自分の歯だけではなく、入れ歯などの人口の歯であっても、よく噛んで食べることによって、健康寿命、つまり問題なく日常生活を送ることのできる期間、が長くなることが、研究によって明らかになっています。
本日は、そんな噛むことの大切さについてお話ししていきます。
みなさんは、卑弥呼の歯がいーぜという言葉をきいたことはないでしょうか?
これは、噛むことの大切さについての、いくつかの頭文字を取って作られた言葉です。
ひ 肥満予防(しっかり噛むと食べるスピードが落ちるので、満腹中枢が刺激される)
み 味覚の発達(唾液と細かい食べ物を、味を感じる舌の組織が感知する)
こ 言葉の発音がハッキリする(顔の筋肉が鍛えられる)
の 脳の発達(噛むことによって脳が活性化する)
は 歯の病気の予防(唾液が口の中をキレイにする)
が ガンの予防(唾液に含まれる成分が、食べ物の発がん性物質の働きを弱める)
い 胃腸快調(細かい食べ物と唾液が消化を良くし、唾液の中の成分が消化や吸収を助ける)
ぜ 全力投球(力が思い切り出せる)
また、その他にも、色々な食品を食べることで、必要な栄養素がバランスよくとれたり、表情もいきいきとする効果があります。
免疫力や運動機能の低下を防ぐこと、人と楽しく交流すること(なお、現在2021年3月、感染症の対策のために、三密を避けた空間で、楽しく交流して下さい。)、生きる意欲が湧くことで、健康寿命が延び、より長くおいしいご飯が食べられる、ということになります。
よく噛んで、おいしいご飯を食べるには、お口の中をキレイに、お口の機能を保つことがが欠かせまん。しっかりと歯を磨き、定期的に歯医者さんでのクリーニングをすることをお勧めします。
次回は、噛むことによって出る、唾液の大切さについてもお話ししたいと思います。
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