しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

*

キシリトールのむし歯予防効果って?

      2017/02/19

むし歯にならない」甘味料 「むし歯予防に役立つ」甘味料 として注目を集めるようになったキシリトール。 キシリトールタブレット キシリトールは、多くの果実や野菜に含まれる天然の成分の甘味料で、「歯に良い」と注目された理由が2つあります。 1つは「むし歯の原因にならない」こと。 キシリトールは、お口の中でむし歯の原因となる「酸」をまったく作りません。 それどころか、酸の中和を促進する働きも持っています。 だ液を出やすくする効果もあり、お口の中をむし歯になりにくい状態に保ってくれます。 もう1つは「むし歯の発生、進行を防ぐ」効果。 むし歯の原因となるプラーク(歯垢)を歯の表面につきにくくし、歯の再石灰化(むし歯になりかけた歯を修復する)を促します。 さらに、ミュータンス菌(むし歯の原因菌)の活動を弱める働きも持っているから驚きです。 キシリトールの効果 実は、このむし歯原因菌への作用は、他の甘味料には見られないキシリトールだけの効果です。 ただし、キシリトールだけでむし歯を防げるわけではありません! キシリトールというのは・・・ 「プラークを剥がれやすくし、歯みがきの効果を上げる」 「フッ素と一緒になってより歯をより強くする」 など、普段の歯みがきに加えることで効果を発揮するものです。 毎日きちんと歯をみがいて、より強い歯を作るためにキシリトールを上手に活用しましょう! キシリトールのポイント

 - 子どもたちの健康を守ろう

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

乳歯のムシ歯について①

乳歯がムシ歯になっても、じきに抜け変わるからそのままにしておいても大丈夫だ、とは …

お熱の時の歯みがき①

お子さんの歯の健康にとって、仕上げみがきはとても大切です。 ただ、体調が悪く、熱 …

no image
歯ブラシで、歯周病ケア④

正しい歯ブラシで綺麗な歯茎、むし歯のない健康なお口を目指しましょう☆ &nbsp …

赤ちゃんが生まれたら⑤

赤ちゃんがうまれたら、気をつけなければいけないところは、赤ちゃんのお口の中だけで …

お子さまの歯医者デビュー4

当院の初めてのお子様について 小児科でもある当院は、早くて1歳未満、大体2~3歳 …

no image
フッ素ってなぁに?②

~フッ素のはたらきとは~ フッ素には ①エナメル質(歯の最表層にある生体で最も硬 …

no image
0歳からの歯と口の育ち⑩

☆こんな困りごと有りませんか?☆ ・なんでも丸飲みしてしまう ・食べ物をいつまで …

フッ素入りのハミガキ剤②

歯医者さんでよく使われている、Check upというハミガキ粉には、しっかりとフ …

no image
フッ素ってなぁに?④

~フッ素の入った歯磨き粉でセルフケアを!~ 歯磨き粉に含まれる成分や濃度の違い、 …

no image
おやつの食べ方⓶

★おやつは第4の食事です 三度の食事では摂れない栄養素や水分を補う”第4の食事” …