オーラルフレイル②
2021/08/03
前回、フレイルとは何かについてお話ししました。
ではオーラルフレイルとは何でしょう?
お口の中の、たとえ小さなトラブルでも、放っておくとだんだんと悪化していき、硬く食べづらい食べ物を避けるようになってきます。
そうすると、お口の機能である、食べる、話す、表情を作る、などがだんだんと衰えてきます。
その結果、栄養不足や社会参加の減少などを招き、身体機能にまで影響してきます。この一連の過程をオーラルフレイルとよびます。
オーラルフレイルをそのまま放置してしまうと、年齢や病気などの要因の影響を考えても、様々な病気のリスクが高まり、大変危険だということが、研究で明らかになっています。
オーラルフレイルは近い将来の全身の衰えを知らせてくれるサインです。
そのサインに気付き、適切な対応をとり、様々な病気を予防しましょう。
関連記事
-
-
輝き続ける白い歯に④
ホワイトニング用の歯磨き粉”ルシェロホワイト”はこんな方におススメです☆ &nb …
-
-
被せ物のはなし6
細かいところや歯ぐきのポケットの中は、歯周病用の歯ブラシで磨いていくと良いでしょ …
-
-
0歳からの歯と口の育ち⑤
☆お口の育ちと離乳食の進め方☆ 月齢はあくまでも目安です。 お子さんのお口の育ち …
-
-
患者さんと二人三脚で取り組む歯周治療③
☆歯周病の治療の流れ☆ まずは状態確認 → 歯ぐきの検査、診断、治療計画 治療 …
-
-
ブラキシズムとは?①
大体の方が、ブラキシズムとは歯ぎしりで、眠っている間にギシギシ、キリキリといった …
-
-
フッ素ってなぁに?⑦
~さいごに~ フッ素への誤解はいまだに根強く残っています。 フッ素に限らず何事も …
-
-
そのお薬、歯科治療に影響があるかも!?③
顎の骨の壊死を引き起こすかも!? ”ビスフォスフォネート製剤” 骨 …
-
-
ハブラシの選び方,磨き方3
テーパード加工の特徴 毛先が細く尖った加工がされていて、細かいところが磨きやすい …
-
-
歯ブラシだけでは落とせない汚れ⑥
歯間ブラシやフロスは大人も子どもも使えます! いつも必ず引っかかるところがある→ …
-
-
フッ素ってなぁに?①
お子さんのお口のお掃除の際に3か月に1回、必ず当院はフッ素を塗っています。 小児 …
