キシリトールについて④
今回も、キシリトールの効果についてお話ししていきます!
キシリトールについて① でもお話ししたように、キシリトールは糖類の中でも『糖アルコール』に分類されています。
その糖アルコールは、お口の中で歯を溶かすほどの酸をつくらない。そうすると、歯垢(プラーク)とよばれる、歯を溶かす原因のものがつくられないのです。
キシリトールはしっかり甘さもあるので、噛んでいると唾液も出ます。唾液はお口の中の酸を和らげる効果があります。
酸をつくらず、唾液を出す。キシリトールが歯に良いとされる理由は、こう言った仕組みにあったんですね。
次回も、キシリトールが唯一持つ効果についてお話ししていきます。
関連記事
-
-
定期的なクリーニングについて⑤
今回も、定期的なクリーニングをおすすめしている理由をお話していきます! 前回まで …
-
-
被せ物のはなし1
みなさんは、ムシ歯の治療で被せ物をセットしたら、もうそこで終わり!しばらく歯医者 …
-
-
ハブラシの選び方,磨き方5
テーパー加工の歯ブラシで磨くときに気をつけていただきたいのが、毛先を歯周ポケット …
-
-
歯の根っこのムシ歯①
2020年に公表された記録によると、65歳以上の高齢者の割合は総人口の28.7% …
-
-
赤ちゃんをお迎えしたら②
赤ちゃんを授かってから、お口の中で気になるところがあったり、痛みが出てきてしまっ …
-
-
歯ブラシだけでは落とせない汚れ①
初めてお口のクリーニングでお越しの患者さんに 「歯ブラシ以外で何かお使いのものは …
-
-
お家で簡単”プロ磨き”①
皆さんは普段歯磨きされるときは何を使っていますか? 手磨き用の歯ブラシ? 部分磨 …
-
-
歯ブラシで、歯周病ケア②
1本の歯ブラシで、歯の表面全体の汚れである”プラーク”を落とすことはできます! …
-
-
歯ブラシだけでは落とせない汚れ⑥
歯間ブラシやフロスは大人も子どもも使えます! いつも必ず引っかかるところがある→ …
-
-
被せ物のはなし7
歯ブラシで歯ぐきの境目を磨く他にも、歯ブラシの当たらない歯と歯の間もお掃除をする …
- PREV
- 担当が変わります。
- NEXT
- キシリトールについて⑤